2013年9月8日日曜日

2013.9.9 第3回研究会のお知らせ

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9月8日 更新
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・いよいよ開催前日となりました。13名が参加予定です。話題提供も含め、飛び入り参加も歓迎します。
・新規プロジェクトの企画と、英語教育、中国語教育、日本語教育関連で5件の話題提供が予定されています。

プロジェクト企画
・外国語授業支援のためのアプリ・ソフト類のアーカイブ作成および教具・ツール類の開発

話題提供
・日本語教育のe-learningポータルサイトの開発
・英語プレゼン授業の学習成果化可視化につながる動画まとめWebサービス
・留学生への日本語教育のためのLMS/SNS統合型簡易コミュニケーションシステム
・中国語教育におけるワンコンテンツ・マルチユースに基づく実践的教材共有のモデル化
・Phrase Reading Worksheet作成ツールを活用した教材の新展開に向けて

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8月22日 更新
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・研究会会場は前回・前々回の隣の部屋(大阪工業大学(大宮学舎)1号館10階、知的財産学部会議室)に変更します。広い会場を確保できました。
・現在調整中の方を含め、10名の方から参加のご連絡をいただいています。まだまだ収容可能です。初めての方も是非ご参加下さい。
・参加ご希望の方は以下の記載内容をお読みいただき、ご連絡下さい。
・研究プロジェクト『外国語授業支援のためのアプリ・ソフト類のアーカイブ作成および教具・ツール類の開発』(仮称)に関する概要(案)について、本研究会の中心メンバーの間で少しずつまとまりつつあります。9月9日の研究会で細かい部分についての具体的な検討を行いますが、当日欠席される方でもこのプロジェクトに参加されたい方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。

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8月16日 更新
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・参加予定者は現在調整中の方も含め、既に9名の方からご連絡いただいています。このうち第3回からの新規参加者が5名で、主催者の神谷が初めてお会いする方もいらっしゃるようです。どなたも歓迎いたします。以下のリンク先からご連絡ください。
・既に私の研究室のキャパを超える見込みですので、会場は別途手配いたします。決まり次第、こちらの記事でもご案内いたします。
・参加予定者の方々との調整を行った上でプログラムの詳細版を作ります。8月末頃に改めてご案内いたします。

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8月14日 以下の内容を新規投稿
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来る9月9日(月)に第3回 外国語教育工具開発研究会(外国語授業で使える教育工学ツール・教具開発者の会)(仮称)を開催いたします。

日時 2013年9月9日(月)13:00〜17:00
 (毎回議論が白熱して予定時間を超過しますので、今回は開始時間を早めます。)
会場 大阪工業大学(大宮学舎)1号館10階 神谷講師室 知的財産学部会議室
 (参加人数により変更の可能性があります)
参加費 無料

参加申込、お問い合わせ等はこちらからご連絡ください。
(オブザーバーとしてのご参加も歓迎します。)

または以下の連絡手段もご利用いただけます。
メール: kamiya[at]ip.oit.ac.jp
Twitter:@kmyken1 (https://twitter.com/kmyken1)
Facebook: @kmyken1 (https://www.facebook.com/kmyken1)

第3回研究会では第1回・第2回研究会と同様、ご参会の方々からのショーケース形式での発表に加え、平成26年度より開始予定の研究プロジェクト『外国語授業支援のためのアプリ・ソフト類のアーカイブ作成および教具・ツール類の開発』(仮称・期間は3年間を予定)についての検討を開始します。この研究プロジェクトに参加をご希望の方々は是非ご参加下さい。(ご都合により研究会への参加が困難な方でも特にご希望の場合は別途ご連絡いただくことで研究プロジェクトにご参加いただけます。)

この企画に関しては本記事の末尾をご覧下さい。

9/9 当日のプログラム(時間は目安、途中休憩あり)
13:00〜
・新規参加者の自己紹介
・第1回・第2回研究会の振り返り
・新規参加者から第1回・第2回参加者への質問とディスカッション
・各メンバーが現在取り組んでいるテーマを紹介
13:30〜
・研究プロジェクト『外国語授業支援のためのアプリ・ソフト類のアーカイブ作成および教具・ツール類の開発』(仮称)についてディスカッション
15:00〜
・開発者によるショーケース形式での発表(第3弾)
・開発者による、こんなツールを作りたい!(新企画 ※前回発表者なし)
・原作者として、こんなツールがあったらいいな!(新企画  ※前回発表者なし)
・実践者として、ツールを使った授業を考えました!(新企画  ※前回発表者なし)
・ディスカッション

会場案内
大阪市旭区大宮5-16-1 大阪工業大学(大宮キャンパス)

会場へのアクセス http://www.oit.ac.jp/japanese/access/img/oit_access.pdf
バス利用の場合:大阪駅前から市バス34 号系統守口車庫前行き(赤2番のりば)
http://kensaku.kotsu.city.osaka.lg.jp/bus/dia/jikoku/jikoku034495.html
「中宮」(大阪工大前)まで約20分
下車後、高架に沿って左手に進むと徒歩2分ほどで正門前に出ます。正門をくぐって左の1号館の中央のエレベーターで10階へ、フロア中央に研究会場の神谷講師室があります。(会場変更の場合は事前にお知らせします)

その他の経路(上記アクセスマップをご利用ください)
地下鉄 千林大宮(谷町線)または太子橋今市(谷町線・今里筋線)から徒歩12分
京阪 千林から徒歩20分



研究プロジェクト『外国語授業支援のためのアプリ・ソフト類のアーカイブ作成および教具・ツール類の開発』(仮称)に関する概要(案)


【研究の目的と意義】
 本研究プロジェクトでは近年増加傾向にある外国語教育に活かすことができるパソコン用ソフトウェアやe-learningツール類、モバイルデバイス、アプリ類の電子教材をどのように授業の中に組み込むか、また授業で効果的に利用する方法について、これらを普段から率先して利用している教育実践者の経験と知見をナレッジデータベースとしてまとめ、これらを教育現場で利用する経験の浅い教育関係者および学習者に対して情報を提供するとともに、学術的な観点から学習効果等を検証することを目的とする。また、外国語授業支援に利用できるアプリ・ソフト類の開発・利用動向を分析しながら、これまで開発が行われていないジャンルの外国語教育工具を次世代のデジタル教具として開発し、その成果の公開を目指す。
 教育工学の考え方の一つに、授業実践者の普段の取り組みの中で「エクスポートできるものはエクスポートする」というものがある。これは授業実践において経験を積んでいる者の暗黙的な知見を記述し、教育活動の「見せる化/見える化」を行うというものである。こうした考え方は他の授業者、とりわけICT活用型ツール類を利用した教育活動の経験が浅い実践者への刺激となる可能性があり、従来の授業形態では困難であった新たな教育活動の提案につながる可能性を秘めている。

【プロジェクト構成員と研究の展望】
 本研究プロジェクトは電子語学教材および教育工具の開発に関心をもつ外国語教育従事者によって構成される。また、英語以外の外国語教育に従事する教員も含み、各言語に特化した教育改善のみならず言語の壁を越えてどの言語教育でも共通して利用することができる枠組みの方向性を見出すことを目指す。
 日本国内における外国語教育ツール等の開発状況は学習者人口を考慮するならば致し方ないことであるが、現状は英語教育に特化したものが非常に多く、一部の先端的な取り組みを除けば英語以外の外国語教育においてICT活用型教育が広まりにくいという問題があるように感じられる。この解決は一朝一夕に可能となるわけではないが、英語教育における様々なノウハウを記述し、英語以外の外国語教育の現場でも応用できるような状況を整え、英語以外の外国語教育について海外のICT活用型教育の現状を調査するとともに、必要に応じて英語以外の外国語にも対応可能なアプリやツール類を開発していくことで、英語教育を含む外国語教育(当然ながらここには日本語教育もその視野に含まれるであろう)全体の改善にも資する研究プロジェクトとして発展できる可能性がある。

【研究計画】
 本研究課題は3年間の計画で実施され、各年度の活動報告は電子書籍形式での刊行を検討している。
 平成26年度はプロジェクト構成員はそれぞれの立場から既存のアプリ・ソフト類を利用した実践事例の記述に努め、国内外のデジタル教具の利用事例の収集を行い、これまで開発が行われていない学習者支援ツール・教員支援ツールについても分析を行う。
 平成27年度はプロジェクト構成員をプログラミングを伴う外国語教育工具の開発スキルの有無によって2つのチームに分割し、開発可能なメンバーは初年度の調査活動で未開拓であると判断された領域を補完する開発を行いながら、これらによって教育活動がどのように改善されるかという観点から提案を行う。また、非開発メンバーについては新たに登場するツール類について引き続き利用事例の収集と記述を行う。両チームで収集した情報は構成員全員で全て共有し、記述内容の精査を行いながら、さらなる応用可能性や発展可能性についても意見交換を行っていく。
 平成28年度は2つのチームの研究を総括するとともに、学会シンポジウム等の形式で外国語教育メディアの実践的な教育利用における新たな展望に向けた提言を行う。